レールの敷かれた人生について
みなさんは人生をどう捉えているだろうか?
とにかく楽しく生きるのがモットー,人のために生きるのが生きがい,とにかく苦しいことは避けて楽に生きたい.
人それぞれの考え方があると思う.
今回は,
・安定したレールのある人生
・不安定だが冒険をする人生
のどちらがいいのか.について考えてみたい.
これらは年齢や環境といった多くのものに影響される考え方である.
大変なことばかり経験した人は安定志向になる可能性があるし,変化を楽しめる人は刺激的な生活を求めて冒険を選ぶかもしれない.
どちらがいいとも言い切れない.
人生にはあまりにも変数が多すぎる.
大人は経験に従って子供に安定した道を勧める.
しかし,大人が苦労して通ってきたその道自体が,子供の求める成長経験だったりするのだ.
親の意見は聞くな.
これが最初に示したい提案である.
何を求めるのか,それは人の意見は関係なくて,自分が知っている.
それは大して意味のないものかもしれない.
しかし,やりたいと思ったその行動過程,手に入れる経験の中にこそ人生の醍醐味があるのだ.
苦労して手に入れたものそれ自体,何も生み出さない無価値なものかもしれない.
だがそれでいいのだ.
直感に従い,やりたいことに手を出す.
それが時間の限られた人生というレールにおいて為すべきことである.
反対に,レールの敷かれた人生について考えてみよう.
・将来が約束されている.
・高給な仕事につける.
・安定している.
どれも素晴らしい条件である.
捨てる理由がない.
だがその時間を勉強に縛られるとしたらどうだろうか?
つまり若い時間を犠牲にして将来への投資に回す生き方である.
若い時間の犠牲とはなにか.
時間の無駄遣いとはなにか.
それから考える必要がありそうだ.