時間が足りないことについて
現代人は口癖のように言う.
「時間が足りない」「もっと時間がほしい」
本当にそうだろうか.
時間は平等に与えられている.
その中で,時間が余っている人は少数派に見える.
多数の人は,何かしら,時間の不足に悩んでいるようだ.
今回は,時間の不足感,なぜ時間が足りないのか,どうしたら時間を捻出することができるのか,について考えてみたい.
まず時間を何に使っている割合が多いのか.
それは,仕事,学校,という答えが返ってくると思う.
それに付随して,残業,宿題,通勤時間といったものの比重も大きそうだ.
まずそれらを減らせるか.
結論から言うと,就業時間を減らすのは難しいだろう.
なぜなら,規則としてそれが決まっているからだ.
まだ時間の融通が効く大学生ならまだしも.社会人の人は難しいだろう.
ここでの社会人というのは,一般的なサラリーマンを想定している.
就業時間が気に入らないのなら,解決策として,転職,あるいは独立という方法が挙げられる.
転職しないなら,現在に就業時間は決まったものとして割り切るしかない.
では,他の時間,仕事以外の時間を使うには.
時間のコントロール,が必要である.
時間のコントロールは,人間の制御であるとも言い換えられる.
自分は何に時間を使うのか,他のものに時間を奪わせてはならない.
主な例でいうと,スマホ.
スマホに膨大な時間を費やす人はとても多い.
若年世代でいうと,9割以上であると言っても過言ではない.
私も,先程,家に帰ってきて,ずっとスマホを触っていた.
その膨大な時間を浪費した反省から,この文章を書いている.
なぜか,時間が足りないと感じるのだ.
スマホに時間を奪わせないようにするためにはどうしたらいいか.
それは,目的意識をもって生きることである.
何のためにスマホを使っているのかについて自覚的になる.
なんとなくスマホいじりをしない.
人生の目標,叶えたいこと.が明確にあるならば,スマホの誘惑に打ち勝てる.
無目的なスマホいじりは時間の無駄である.
目標達成のために時間を使おう.
あなたはダラダラするために生まれてきたのではないはずだ.
充実した人生を送るため,スマホに支配されず,スマホを使いこなす自立的な人間として生きよう.
今,現段階で,すべてが可能なら,何したいか.
それを叶えるためには,何をすれば,その理想に近づけるのか.
まずは文字に書き起こしてみよう.
そこからだ.